カミーユ アンロ。 『カミーユ・アンロ|蛇を踏む』に学ぶ無から有を作る創造力

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カミーユ アンロ

カミーユ・アンロは、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使して「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家です。 《革命家でありながら、花を愛することは可能か?》 日本のいけばなに触発されたというカミーユ・アンロ。 2019年10月16日 水 〜 12月15日(日)の期間、東京オペラシティ アートギャラリー3Fギャラリー1, 2にて、『カミーユ・アンロ|蛇を踏む』が開催中だ。 カミーユさんはこの階級の壁を超えて植物を取りに行き、宝石のリストの上に貼り付けている。 《偉大なる疲労》 国立スミソニアン博物館で特別研究員として行ったアーカイヴ調査にもとづいて制作された作品。

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コピー&ペースト『カミーユ・アンロ

カミーユ アンロ

アンロの《偉大なる》が示したように、インターネットの普及によって全てのものが均一化しどこからでも情報が得られる現代では、新作を発表した瞬間からネット上に情報が拡散し、画像や映像で擬似的な作品鑑賞がどこでも可能となる。 《死にゆく生きた女》 2005年 6分15秒 アニメーション、フイルムにスクラッチ• インプットの質を上げることが、よりよいアウトプットにつながるはずだ。 展覧会タイトル『蛇を踏む』と「いけばな」のアート 《革命家でありながら、花を愛することは可能か》より『蛇を踏む』 会場に足を踏み入れると、最初に対面するのが川上弘美氏の著書『蛇を踏む』をテーマにした「いけばな」です。 ART HOURSでは、「ビジネスパーソンが美術展から何を学べるのか」をテーマに、オフィスから飛び出してアートから学ぶお手伝いをさせていただきます。 近年ではニューミュージアム(ニューヨーク、2014年)、フォンダツィオーネ・メモ(ローマ、2016年)、クンストハレ・ウィーン(ウィーン、2017年)での個展を始め、世界各地の展覧会に参加し、注目を集めています。 カミーユ・アンロ氏 古今東西の本がいけばなへと発展 美とユーモアが同居する作品 会場に入るとまず、多種多様な花々に圧倒される。 また本に関し、日本文学については東京オペラシティアートギャラリーのキュレーターの協力を仰いでいるとのことで感謝の意を表し、本展がさまざまな人の知や創造性が結集したものであることを示した。

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カミーユ・アンロ日本初個展「蛇を踏む」

カミーユ アンロ

四面の壁には、自然、矛盾、理(ことわり)、連続性などに関わるドイツの哲学者ライプニッツの四つの原理がそれぞれ割り当てられ、宇宙の生成や人間の成長のステージ、人類の文明の段階、四元素といった項目も加わって考察されています。 開催趣旨には 「ニューヨーク在住のフランス人アーティスト、カミーユ・アンロ(1978- )は、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使し、「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家」と紹介されています。 記憶、映画、文化的対話に関する前提自体に疑問を投げかけ、鑑賞者が世界を理解するための常識について再考するように仕向ける作品群は、私たちに新しいものの見方を提示してくれるでしょう。 どの生け花も、とってもチャーミング。 【まとめ】場所、会期、休館日、時間など 他にも動画作品などあり、とてもユニークです。 彼女の作品は、文学、神話、宗教、天文学、人類学などをリソースとしており、私たちに固定概念や人類の知を見直すきっかけを与えてくれます。 しかしそれらを単なる情報として操作するのではなく、自分なりにそしゃくし、受容することによって広義の教養(すべてのものから学び、内在化したうえで生かすもの)として、天地万有的(ユニバーサル)ともいえる秩序と混沌の両義性をもった作品へとおおらかに昇華させるのが、アンロの最大の魅力です。

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日本初の大規模個展、『カミーユ・アンロ|蛇を踏む』レポート 知的でユーモラスな創造性の源に触れる

カミーユ アンロ

《革命家でありながら、花を愛することは可能か》展示風景 他にも、『源氏物語』や川端康成の『美しさと哀しみと』など日本の文学を始め、J. 出勤途中、ミドリ公園で主人公のヒワ子は蛇を踏んでしまう。 2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレでは映像作品『偉大なる疲労』が銀獅子賞を受賞。 〈革命家でありながら、花を愛することは可能か〉Is it possible to be a revolutionary and like flowers? まさに『蛇を踏む』冒頭の疑似体験で、ハッと息を飲みました。 その女は「わたし、ヒワ子ちゃんのお母さんよ」と言う。 本展は、大型のインスタレーション作品を含めた作家のこれまでと現在を、初めて総合的に展示する機会となる。 作家にとって日本初の大規模個展ということもあり、話題です。

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フランスを代表する現代美術家のひとりによる日本初の大規模個展。「カミーユ・アンロ|蛇を踏む」開催

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発行年: 2019 発行元: edition. 開催概要 カミーユ・アンロ「蛇を踏む」 会期 2019年10月16日(水)~12月15日(日) 会場 東京オペラシティ アートギャラリー[ギャラリー1, 2](〒163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2) 詳細. そのときの映像作品《偉大なる疲労》も本展で見ることができるので、会場に足を運んで国際的に注目を集めるアーティストの表現に触れてみてはいかがでしょうか? 日本の伝統・いけばなの草月流とのコラボレーション 《革命家でありながら、花を愛することは可能か》展示風景 本展で大きな見どころとなるのが、日本のいけばなに触発され、2011年から継続的に制作されてきた《革命家でありながら、花を愛することは可能か》シリーズです。 あなたなりに、好きに楽しんだら良いのです。 そうした知の泉に自ら飛び込み、受容、咀嚼した情報をユニークな世界に昇華させる。 最初に目に入るのは川上弘美の著作『蛇を踏む』のいけばなで、蛇の鱗を思わせる花器に蛇のような形状の枝や、数珠のような実をつける植物、アンロの別室のインスタレーション《青い狐》の壁面を思わせる青色の花(トリカブト)が活けられている。 蛇は「踏まれたらおしまいですね」と言い、50歳くらいの女性の姿に変わってヒワ子の家の方向へ去っていく。 私にとっては初見となりました。 アンロの関心は、文学、哲学、人類学、デジタル化された現代の情報化社会をはじめ、世界のあらゆるものに開かれています。

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『カミーユ・アンロ|蛇を踏む』に学ぶ無から有を作る創造力

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しかしそれらを情報としてただ受け取るだけではなく、自分なりに咀嚼し、理解することによって広義の教養(すべてのものから学び、内在化したうえで活かすもの)として、天地万有的(ユニバーサル)ともいえる秩序と混沌の両義性をもった作品へとおおらかに昇華させるのが、アンロの最大の魅力です。 カミーユはもともと独学で本を見ながらいけばなの勉強をしており、「今回は実際に先生と一緒につくることができて、信じられないくらい幸運なチャンスだった」と話します。 私は色や蛇のおもちゃが効果的に鑑賞者の目を引くからだと考えていますが、皆さんはどう捉えますか?ビジネスにおける顧客の興味関心を引くテクニックにも、通じるところがあるのではないでしょうか。 作品は、旺盛な知的好奇心に突き動かされた膨大なリサーチにもとづき、その範囲は文学、哲学、人類学、デジタル化された現代の情報化社会など多岐にわたります。 重なり合って次々に切り替わるボーダーレスな情報は、創造性を刺激する百科事典を映像化したようであり、情報過多な現代という時代を詩的に語っているかのようだった。 しかしそれらを単なる情報として操作するのではなく、自分なりに咀嚼し、受容することによって広義の教養(すべてのものから学び、内在化したうえで活かすもの)として、天地万有的(ユニバーサル)ともいえる秩序と混沌の両義性をもった作品へとおおらかに昇華させるのが、アンロの最大の魅力です。

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